きょうの絵本「てぶくろ」 その2

                                    昨日の続き


じつは、
わたしが 幼稚園児だったとき ( おそろしく前のことだわっ!)

3月卒園前の発表会で このお話の劇をした。

配役を決めるまでに
「てぶくろ」を 先生に何度か読んでもらったんだろうけど
この絵本の内容も 登場人物も おもしろさも
わたしは
なにひとつ わかっていなかったの。

配役を決めるとき
どんな役をやりたいのか
どの動物のセリフを言ってみたいのか?

なぁんにもわからず、
(そもそも げき って いったいなあに?って 思っていたんだろうなぁ。あえて言葉にすると)

 

困った。

 

しかたがないから
クラスで一番好きだった ゆかちゃんと
おんなじ役に手をあげた。

 

「だれだい、てぶくろにすんでいるのは?」

「わたしもいれてよ」

セリフは その ふたことだけ。
なのに、 それが おぼえられない。(えっと、なんていうんだっけ?)

練習しても そのつど、
ことばは あたまのなかをす~っと ぬけていく

しょうがないから みんなが言うのが聴こえたら
あわてて 口をあわせて 言ってることにしてた。

そんなじぶんが かっこ悪くって 恥ずかしくって

 

いやだった。

だけど やっぱり、
そんなじぶんを

 

どうしたらいいのか わからなかった。

 

もし
いまのわたしが

幼稚園児のわたしに出会えたなら


緊張して
カチンカチンになってるわたしを

ぎゅっと 抱きしめて にっこり笑いかけて
肩をなでて ほぐしてあげてから
ひざにのせて
「てぶくろ」をいっしょに 読むの。
なんどもくりかえして。

 

だって いまのわたしは
そんなとき どうしたらいいか
わかってるから。

 

だいじょうぶ!

わたしってね、
まず、状況を把握することからでないと
物事が理解しづらいみたいだよ。

いったい何をしているのか。
いま、まわりは どんな状況なのか。
それがわかるまでに 時間がかかるだけ。
はじめは スローペースだけど
全体像や意味がわかったら
行動ははやい。
わかれば きちっとできるひとだから。って

 

 

それは 素質論を学んだ おかげ。

 

じぶんのことがわかるとね、

みんなと一緒にいるのが
もっと楽しくなるよ。

「てぶくろ」に集まってくる
どうぶつたち みたいにね。