きょうの絵本「だーれもいない だーれもいない」   片山健 さく・え

あなたが ちいさいときに
こんなこと、なかった?

目が覚めたら
家の中が しーんと静まり返ってて
だれもいないの。

 

 

そう。
だーれも。

へやのなかを 見渡して
おふろも トイレも 押入れも
家じゅう探し回って
庭や ベランダに出て 目と耳をすませても

いま わたしは ひとりぼっちだと
ハッキリと、わかったときの

どきどきが 一気に押しよせてくる感じ。

あのとき、
どうしてあんなに こわかったんだろう?